調査設計・導入の流れ|現場調査・覆面調査の進め方|株式会社セオン
Research Design & Process

調査設計・導入の流れ

Research Design & Process

調査は、設問からではなく、
判断から設計する。

知りたいことが固まっていない段階から、
目的・証拠・実施条件を整理し、
現場で確かめられる調査へ変えます。

「調査をしたいが、何を聞けばよいか分からない」
「店舗数は決まっているが、確認項目が固まっていない」

その段階で問題ありません。

株式会社セオンは、最初に調査票を求めるのではなく、 今回の結果を使って、誰が何を判断したいのかを伺います。

その判断から逆算して、 観測対象、証拠、調査方法、品質基準、成果物までを設計します。

Before Consultation

相談前に、調査票を完成させる必要はありません。

セオンへご相談いただく時点で、 調査項目、設問数、対象店舗、実施方法のすべてが 決まっている必要はありません。

むしろ、最初から細かな項目だけを固定してしまうと、 「何のために集めるデータなのか」が 後から曖昧になることがあります。

最初に共有いただきたいこと

  • 今、現場についてどのようなことが気になっているか
  • 調査結果を使って、誰がどのような判断をしたいか
  • 対象になりそうな店舗・拠点・地域・商品・施策
  • 既に持っているデータや社内で立てている仮説
  • いつ頃までに判断材料が必要か
POINT

相談時点で必要なのは「設問」より「判断」です。
何を聞くかは後から設計できます。

Design Principle

セオンは「調査後の判断」から逆算します。

確認できる項目を増やすことが、 良い調査になるとは限りません。
判断に必要な証拠へ焦点を合わせます。

01

判断

調査後、誰が何を決めるのか。

02

問い

その判断のために、何が分かっていないのか。

03

現場

その問いが表れる場所・接点はどこか。

04

証拠

何があれば「確認できた」と言えるか。

05

方法

誰が、どの条件で、どう取得するか。

06

出力

どの形式なら、次の判断に使えるか。

「とりあえずチェックリストを増やす」のではなく、 今回の判断に必要な証拠を設計します。

Standard 8 Steps

相談から、次の判断まで。
標準8STEP。

案件の規模や内容によって一部を統合することはありますが、 現場リサーチは原則として次の流れで進みます。

DESIGN|設計
STEP 01

相談・課題共有

現状、知りたいこと、背景、期限、 社内での利用目的を確認します。

相談テーマ整理
STEP 02

判断目的の定義

調査後に誰が何を判断するのか、 主テーマと補足テーマを整理します。

調査目的・判断事項
STEP 03

観測・証拠設計

見る接点、確認項目、 写真・時間・数量・発言などを設計します。

観測設計案
STEP 04

実施条件・提案

対象数、地域、時期、難易度、 成果物、費用、スケジュールを確定します。

提案書・見積書
EXECUTION & QUALITY|実行・品質
STEP 05

詳細設計・準備

調査票、判定基準、写真条件、 例外処理、調査員条件などを確定します。

実施マニュアル・調査票
STEP 06

現場実施

条件に沿って現場で証拠を取得し、 進捗と例外を管理します。

現場データ・写真・記録
STEP 07

品質管理・集計

欠損、矛盾、証拠不足、例外などを確認し、 分析に使えるデータへ確定します。

品質確定データ
DECISION|判断
STEP 08

分析・納品・次の判断

主分析と補足分析を分け、 事実・仮説・判断事項を整理します。

レポート・判断材料・次回観測案

「調査を実施する」だけが仕事ではありません。
同じ基準で比較できる証拠をつくるためには、 実査前の設計と、実査後の品質確定が欠かせません。

STEP 01-02

最初に、背景と「何を決めたいか」を整理する。

STEP 01

相談・課題共有

最初の打ち合わせでは、 調査方法を決めることより、 今回の背景を理解することを優先します。

たとえば「販促物が設置されているか確認したい」という相談でも、 背景によって必要な調査は変わります。

  • 本部が配布した施策が各店舗で実行されたか
  • 設置率ではなく、顧客から見える状態か
  • 好調店・不調店で実装差があるか
  • 次回施策の継続・変更判断に使いたいか
STEP 02

判断目的を定義する

「現状を把握する」だけでは、 調査目的として十分ではありません。

曖昧な目的

販促物の状況を知りたい

判断まで具体化

継続・修正・撤去のどれを優先するか決めたい

曖昧な目的

競合を調べたい

判断まで具体化

自社が変える点と、真似しない点を分けたい

STEP 03

観測対象と「証拠」を先に決める。

「良いと思った」「目立っていた」といった評価だけでは、 後から基準が揺れます。
事実として何を残すかを先に定義します。

観測対象の例

  • 店舗外観・入口・看板・のぼり
  • 売場・棚・什器・POP・価格表示
  • 受付・待機・導線・セルフ端末
  • スタッフとの接点・説明・提案
  • 商品・サービスの比較場面
  • 購入・申込・見送り・フォロー接点

証拠条件の例

  • 指定位置からの写真
  • 対象物の全景と近接写真
  • 数量・寸法・時刻・待ち時間
  • 実際に確認できた行動・発言要旨
  • 確認できなかった場合の理由
  • 前回・自社・競合と比較できる同一条件の記録
STEP 04-05

現場で「同じ基準」で実施できる形へ落とす。

STEP 04

実施条件・提案・見積

対象数だけではなく、 地域、営業時間、滞在時間、購入・相談の有無、 移動条件、曜日・時間帯、証拠量まで確認します。

  • 対象店舗・拠点・エリア・サンプル数
  • 実施期間・曜日・時間条件
  • 観測項目・必須証拠
  • 集計・分析の範囲
  • 成果物・納品日・報告会
  • 再調査・変更時の扱い
STEP 05

詳細設計・調査準備

契約後は、誰が実施しても 同じ基準で記録できる実務仕様へ変えます。

  • 調査票・選択肢・条件分岐
  • 判定基準
  • 撮影位置・向き・必須カット
  • 自然な顧客行動シナリオ
  • 休業・混雑・対象物なし等の例外処理
  • 調査員条件・教育・理解確認
STEP 06-07

実査中も、提出後も、品質を管理する。

STEP 06

現場実施と進行管理

調査員へ依頼して終わりではありません。 多拠点案件では、途中で現場条件が変わることもあります。

  • 実施済み・未実施・保留の進捗
  • 提出データ・写真の不足
  • 店舗休業・移転・対象物なし等の例外
  • 現場で発生した確認事項
  • 仕様変更・再実施が必要なケース
STEP 07

品質管理・データ確定

提出されたデータは、 そのまま集計へ流しません。

  • 必須情報が揃っているか
  • 回答・コメント・写真に矛盾がないか
  • 判定の根拠となる証拠があるか
  • 他店舗と同じ条件・定義で取得されているか
  • 確認できなかった理由が記録されているか
  • 推測や感想が事実として書かれていないか
STEP 08

現場情報を、次の判断に使える形へ分ける。

現場で得た情報を一つの結論に混ぜず、 原則として4つに分けて整理します。

01

観測事実

写真、数量、時間、行動、発言要旨、 実施状況など現場で確認できたこと。

02

体験記録

顧客としてどこで迷ったか、 何が理解しやすかったかなどの受け取り。

03

構造仮説

複数現場で繰り返すパターンから考えられる 背景や原因候補。

04

確認・判断事項

社内データや担当部署で追加確認したうえで、 次に決めるべきこと。

入口テーマに対する「主分析」を最初に示し、 周辺で見つかった重要事項は「補足分析」として分けます。

Design Example

例|全国100店舗の販促施策を確認する場合

同じ100店舗調査でも、 「何を判断するための100店舗なのか」によって 設計と成果物は変わります。

01

相談

設置率だけではなく、 次回施策を継続・修正する判断に使いたい。

02

判断

未実装の是正、見え方の改善、 店舗タイプ別の変更を判断する。

03

観測

設置有無、位置、正しい掲出、 顧客からの見え方、例外理由を確認。

04

証拠

入口・売場全景、販促物近接、 指定位置写真、設置数、コメント。

05

品質

写真と回答の整合、 必須カット、設置判定根拠を確認。

06

納品

設置率だけでなく、 店舗差、共通パターン、改善優先順位まで整理。

Roles

お客様とセオン、それぞれの役割。

良い調査は、すべてをセオンへ丸投げすることでも、 すべてをお客様側で決めることでもありません。

CLIENT

お客様にお願いすること

  • 課題の背景・社内で困っていることの共有
  • 調査後に判断したいことの共有
  • 対象候補・既存資料・社内仮説の共有
  • 社内ルールや実施上の制約の共有
  • 仕様変更時の判断
TOGETHER 調査目的

実施仕様
SEON

セオンが担当すること

  • 課題を観測可能な問いへ整理
  • 現場・証拠・調査方法の設計
  • 調査票・基準・例外処理の設計
  • 調査員運用・進捗・品質管理
  • 集計・分析・判断材料への整理
Preparation

ご相談時に、
あると進みやすい資料。

すべて必須ではありません。 手元にあるものだけで構いません。

01

対象店舗・拠点の一覧

02

今回確認したい施策・商品・サービスの資料

03

現在使用しているチェックリスト・評価表・調査票

04

本部から店舗へ配布したマニュアル・POP・指示書

05

気になっている店舗・地域・比較したいグループ

06

前回調査・顧客アンケートなど既存の結果

07

必要な納品時期・社内会議・施策決定の予定日

資料がなくても、ヒアリングから設計できます。
既に社内で持っている情報がある場合は、 同じことを取り直さず「今ない証拠」を優先します。

Schedule

標準スケジュールの考え方

案件ごとに異なりますが、一般的な目安です。 全国規模や特殊条件の案件は、設計・募集・実施に余裕を持たせます。

CASE 01

少数店舗・単一テーマ

設計・準備
1〜2週間
現場実施
1〜2週間
品質・分析・納品
1〜2週間
全体目安 3〜6週間
CASE 02

10〜50店舗・標準調査

設計・準備
2〜3週間
現場実施
2〜4週間
品質・分析・納品
2〜3週間
全体目安 6〜10週間
CASE 03

50店舗超・全国・複数条件

設計・準備
3〜5週間
現場実施
3〜6週間
品質・分析・納品
3〜4週間
全体目安 9〜15週間

短納期案件にも対応できる場合がありますが、 品質条件を変えずに成立するかを確認したうえでご提案します。

Cost

費用は「店舗数」だけでは
決まりません。

現場で必要な作業と、品質・成果物の条件を含めて算出します。

01

対象店舗数・拠点数・エリア

02

1件あたりの滞在時間・行動内容

03

購入・相談・体験などの実施条件

04

指定する写真・証拠の量

05

調査員属性・移動条件の難易度

06

曜日・時間帯・実施期間

07

一次・二次確認などの品質管理工程

08

集計・比較・分析・報告会など成果物

店舗数が多いから必ず高単価になるわけでも、 少ないから簡易になるわけでもありません。
必要な範囲と費用を、相談内容に合わせてご提示します。

Changes During Research

途中で条件が変わった場合も、事実として管理します。

対象店舗が休業・移転

実施不可理由を記録し、 代替店舗の可否を相談します。

施策が実施されていない

未実装そのものを事実として記録し、 追加行動が必要か確認します。

店舗側で撮影不可

無断撮影は行わず、 代替証拠または対象除外を相談します。

調査期間中に仕様変更

変更前後のデータを混ぜず、 適用日・対象を分けます。

項目追加のご要望

比較可能性、実施済み店舗への影響、 費用・納期を確認します。

Quality & Information

品質と情報管理について

  • 一般顧客として自然に確認できる範囲と、 許可が必要な行為を分けます。
  • 個人情報・機密情報を必要以上に取得しません。
  • 録音・撮影・購入・申込などは、 案件条件と法令・施設ルールを確認します。
  • 事実と推測を分け、 確認できなかったことを無理に判定しません。
  • データ・写真・店舗情報の共有方法と 閲覧範囲を定めます。
  • 提出データは品質確認後に分析へ進めます。

実施方法にリスクや不自然さがある場合は、 同じ目的でも別の取得方法をご提案することがあります。

Right Approach

どのサービスが合うかも、セオンが整理します。

ご相談時点で、 現場リサーチか専門事業かを 決めていただく必要はありません。

FIELD RESEARCH

今回の現場課題を個別に確認したい

特定施策、店舗、商品、営業接点など、 今回の問いに合わせて設計します。

SEON PROOF

繰り返す組織・事業構造を検証したい

複数現場・複数接点に共通する構造を、 セオンの専門モデルで検証します。

最初の相談は、サービス名ではなく 「今、何を確かめたいか」で構いません。

FAQ

よくあるご質問

調査票がまだありません。相談できますか?

はい。知りたいこと、判断したいこと、 対象になりそうな現場を伺い、 セオン側から調査設計をご提案します。

店舗数がまだ決まっていません。

問題ありません。 全店を確認するか、代表店舗を抽出するかを、 判断目的と必要な精度から一緒に検討します。

まず概算だけ知りたいのですが。

対象数、エリア、現場で行うこと、 納品物のイメージが分かれば 概算をご提示できる場合があります。

自社で作った調査票をそのまま使えますか?

使用できます。 ただし、回答基準が曖昧な項目や 判断目的とつながらない項目がある場合は、 修正案をご提案します。

すぐに全国で実施できますか?

案件条件によります。 対象地域、期間、調査員条件、現場行動、 証拠量を確認し、 品質を担保できるスケジュールをご提示します。

調査期間中に条件が変わったらどうなりますか?

通常ケースと混ぜず例外として記録し、 必要に応じて適用日、対象範囲、代替案、 費用・納期への影響をご相談します。

報告書の形式は決まっていますか?

案件ごとに判断用途へ合わせます。 店舗別レポート、全体集計、比較表、写真一覧、 本部向けサマリーなどを必要な範囲で組み合わせます。

調査結果から売上への影響まで分かりますか?

現場調査だけで売上への因果を断定することはしません。 現場で確認できた事実と、 売上データ等と照合すべき構造仮説を分けて提示します。

どのサービスが合うか分かりません。

サービス名を決めずにご相談ください。 今回の問いに個別設計で答えるべきか、 専門事業が適するかも含めて整理します。

RESEARCH DESIGN & PROCESS

調査方法を決める前に、
何を判断したいかを
聞かせてください。

「このテーマは調査できるのか」
「何店舗くらい見ればよいのか」
「既存の調査票を使えるのか」

仕様が固まっていない段階からご相談いただけます。
課題と判断目的を伺い、 必要な現場・証拠・方法・成果物を セオン側から整理してご提案します。

26年以上
の現場知見

累計
38万件超

全国
対応

セオンは、26年以上・38万件超の現場知見をもとに、
現場で起きている「ズレ」を、
経営や組織の判断につながる現場知へ変える
現場知インテリジェンス企業です。
※ 覆面診断®は、1店舗から全国対応可能です。